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カテゴリ:Books( 9 )
Sail away...
またまた寒い日々が戻ってきそうですね〜。
今日のロンドンはお日様が出ていながらも気温が全く上がらずに舗道は凍り付いたままでしたよ。
さて最近の私のお悩みはというと、読む本が無くなってしまったということです。
Max HastingsのArmageddonはなかなか面白かったのですが日本で読み終えてしまったし...。
夫がオフィスに寄ると言うので私はお散歩がてら毛だらけ先生を伴ってピカデリーに行ってきました。

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我が家から途中でお茶しながらGreys Inn RoadとClerkenwell Roadの交差点まで歩きました。やっぱり家で仕事をしていると毛だらけ先生が運動不足になっちゃうんですよね。寒いけど風は無かったから気持ち良くお散歩出来ましたよ。残りの行程は19番のバスに乗ってピカデリーへ。

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目的地のWaterstonesの前でバスが停まりました。そのまま4th Floorの歴史のコーナーにGO!
最近私が読みたい本はナポレオン時代のイギリス海軍関連の歴史なのですよ。さすがウォーターストーンズのフラッグショップ。蔵書が充実してますね(喜)。




というのも、日本に行く時にiPhoneにMaster and Commanderをレンタルして持って行ったのですね。あちらで風邪を引いて寝込んでいた時に観たのですが、これが非常に面白くてそれ以来イギリスの航海の歴史に俄然興味が沸いてしまったのです。
余談ですがあちらに滞在中にNHK衛星第二でも字幕付きで観れたのですが、字幕の日本語訳の酷さに呆れを通り越して怒りまで覚えてしまいました。言い出したらきりがないですが、雄牛を豚と間違えたりストーリーにとても関連のあるweevil (ゾウ虫) のジョークを完全に取り違えていたりともう悲惨の一言でしたね。翻訳家さん達、もう少し自分のお仕事に責任を持ってやって下さい。英語がアカデミックに分かるだけでなく歴史や文化もちゃんと勉強してからそういうキャリアに進むべきじゃないでしょうか。

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私が本棚に張り付いている間に毛だらけ先生はどうしていたかというと...
爆睡されておりました(笑)。

「猫の小判、チワワに本ですよ」

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今日のお持ち帰りはこちら♪
The Command of the Oceanは清教徒革命からナポレオン時代までの間にいかにイギリス海軍が変貌と発展を遂げたかという歴史本です。
その他の2冊はRoy Adkins著のTrafalgar - the biography of a battleJack Tar。どちらもネルソン提督関連ですが、やはりイギリス海軍と言えばトラファルガーの海戦は外せないでしょう。それと映画の中で垣間見たネルソン提督時代の乗組員達のことも知りたくなりました。
元々ね、建築出身のためか船とか飛行機とかエンジニアリング系のことって好きなんですよ。ああやって帆船が大海原を悠々と行く姿って綺麗だなあって感動します。あれも人間の努力の賜物なんですよね。今でこそ誰でもパスポートとチケットがあれば飛行機で世界中ほぼどこでもびゅ〜〜んって行けちゃう時代ですが、200年前はある意味命がけで航海していたんですもんね。私がもしあの時代に男として生まれていたら船に乗り込んで出掛けて行ったかなあとふと考えたのですが、この私の性格上絶対に乗船してたと思います(笑)。
レジの前でこれらを抱えて並んでいたら後ろの男性が「まさかその本は君が読むんじゃないんでしょ」と話しかけてきたので「いやいやこれ全部私が読むんですよ」ってお答えしたのですが、かなりびっくりされました。
「Master and Commander観てからハマってるんです」って説明してフォローしたのですが、そしたら「パトリック・オブライエンの原作もお薦めだから是非読んでみてね」って薦めて下さいました。まあね〜普通は女性が進んで読む本じゃなかったかなあ。でも私って普通じゃないし(爆)。

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さてこちらの本は先日買ったものの読みあぐねております(=_=;)
Tony Judt著のPost War: A History of Europe since 1945なのですが、『アルマゲドン』のフォローアップとして読んでみようと思ったのですね。昨夜までは第二次世界大戦直後のヨーロッパの惨状の部分を読んでいたのですが、あまりの悲惨さに何だかちょっと辟易してしまって。夫には常々「よくまあそんな重いサブジェクトを寝る前に読めるね」と呆れられている私ですが、さすがにいくら自虐的ムードの時でちょっと辛いなあと思って本を置いてしまいました。まあこれが歴史の真実ですから一社会人として直視しなくてはいけないとは思うのですが、当分の間はナポレオン時代に逃避しちゃおうかなあと(^-^;)

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by lovecarrie1 | 2010-01-31 03:05 | Books
Hunting for a perfect reading...
ロンドンは雪との予報が出ていましたが、当たりませんでしたね。
郊外の方は知りませんが、少なくともセントラルロンドンは凍てついたけど積雪は無かったです。
まあ雪に強いとは言い難い街ですから、良かったんじゃないでしょうかねえ。

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「ぴったりマークしてますよ」

お出掛けの気配を感じてストーカー状態の毛だらけ先生。
そう、お出掛けは当たってるんですけど。でも今日みたいに寒い日はあなたは自宅待機ですよ。
クリスマス前に体調を崩されると大変ですからね。
今日の目的は本屋さん。年末年始の間に読みたい本を見つけなければならないのです。
多分数軒回るので毛だらけちゃんはお荷物になりそう(^-^;)

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まず最初はチャーリングクロスロードのFoyles
昔はメジャーからマイナーな本まで幅広く遭遇出来る宝箱のような本屋さんだったのですが、近年は他の大型店のマーケティングに習ってあまりマイナーな書籍は置かなくなってしまったのが残念なのです。以前は買いたい本をカウンターに持って行くとそこでアイテム名を書き付けてくれてその紙切れをレジに持って行って清算させてから本を渡すというオールドファッションなやり方だったのですが、今では直接レジに持って行くのができるようになりました。あの時は面倒くさいって思ったけど今思い出すと懐かしいなあ。本の虫みたいな店員のためにおばちゃんがティートロリーを押して歩いていたっけ。そんなお店もオンラインショップまでやるようになったなんて時代は変わったのね。ちょっと複雑な思いに浸りながら2階のカフェでランチ。ブロードビーンのサラダを頂きました。オニオンのシャキシャキした食感が美味しかったわ。それと今日は普段のインイヤーヘッドフォンじゃなくてイヤーマフ代わりのヘッドフォン。暖かかったですよ(^_<)b
フォイルズの向かい側のボーダーズは閉店しちゃうのですね。オックスフォードストリート店はとっくに閉店しちゃったし。そのお隣も閉店してテナント募集中でしたが、次は何になるんでしょう。実はこのボーダーズの並びのサルサクラブの近所にはSports Pageというスポーツ専門の本屋さんがあったのですよ。それも数年前に姿を消してしまいました。チャーリングクロスロード周辺は伝統的に本屋街だったのにどんどん様変わりしていくようで寂しいですね。

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フォイルズではイマイチ読みたい本が見つからなかったのでピカデリーサーカスへ。
ピカデリー沿いにはWaterstone'sとHatchardsがありますからね。フォートナム&メイスンのお隣がハッチャーズなのですが、こちらはウォータストーンズに買われたとはいえ個人店の趣きが残る魅力的な本屋です。セレクションはメイフェアの客層に合わせて多少コンサバですが、歴史物や伝記物の蔵書は圧巻ですね。売り場面積はウォーターストーンズと比べ物になりませんが、個人宅のライブラリーのようにコージーな雰囲気はあのDaunt Bookと良い勝負だと。

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無事に目的を果たしたのでバスで帰路に。
現在のSicilian Avenueは飲食店がメインですが、以前は素晴らしい古着屋さんがあったのです。シャーロックホームズが着ていたみたいなツィードのコートとかフラッパーのようなカクテルドレスとか。そのお店以外にも個人経営の本屋さんもあって可愛い通りでした。そのお店が潰れて次に開いたのがコンピューター関連の書籍を扱う本屋になったのですが、それ以来足を踏み入れていない場所です。今の方が以前よりずっと小綺麗なのは認めるけど、やっぱりつまらなくなりましたよ、ロンドンって街は...

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これが今日お持ち帰りした本、Max Hastings著のArmageddonです♪
夫に「これ買ったの」って見せたら「マックスヘイスティングズってばりばりの鷹派の奴じゃん。イブニングスタンダードの編集長だったし」って。ふ〜んとググったらイブニングスタンダードの他にデイリーテレグラフ紙の編集長でもあったんですね。なるほど、そりゃ鷹派のはずだわ。
何でこの本を読みたくなったかというと、普段編み物をしている時にケーブルテレビを見ているのですが、オキニのチャンネルがHistory Channelなのです。私がよく見ている時間帯に頻繁に取り上げられているのが、この第二次世界大戦のヨーロッパ戦線。まあ近代のヨーロッパを形作ったのはあの戦争ですから、このピリオドを知らずして現在のヨーロッパの政情を理解するのは不可能なのではと思った訳ですね。
そういえば以前知人で「私は本を読まない」と豪語していたのがいましたが、ああいうのって自慢になるんですか(笑)。私は美味しい食べ物と面白い本とどちらか一つ選べと言われたら迷わず本を手に取るタイプなので本を読まないという人は全く理解出来ないです。まあその方はたとえヨーロッパの都市を訪れても美術館や歴史的建造物は全く興味が無くてパスと仰っていましたから本アレルギーなのも分かるような気もしますが。

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ちなみにこのAnnie Leibovitz自伝は夫がクリスマスの間に読む予定。
やっぱりアートディレクターでクリエイティブダイレクターの夫は同業者の心理に興味があるようですね。私もVanity Fairとかで見る彼女の作品大好きです。夫が読み終えたら貸してもらおうかな。
つい半年程前彼女が破産寸前と聞いて驚いたのですが、その件は解決したのでしょうかねえ。まさかそのために自伝を書いたんじゃないんですよね。破産の原因というのが彼女の撮影に掛かる経費がセレブ並みだったからということでしたが、やっぱりセレブの回りに居るだけでセレブの金銭感覚が移ってしまったのかな。あれだけ著名な写真家でもそんな危機に陥るだなんて今のご時世誰も安心出来ないということなのでしょうか。そういえばかなり大昔ですけど、あのセルフリッジズでパーソナルショッパーをしていた日本人のスタッフが借金を苦にして自殺してしまったというのをイブニングスタンダードで読んでびっくりしたことがあります。もう相当前(あのセルフリッジズの2階がジョンルイスのみたいに当たり前の家具売り場だった頃ですから本当に15年くらい前)のことですが、彼女が仕事柄お金持ちのクライアントと時間を過ごすうちに段々金銭感覚がおかしくなってしまい最後にはクレジットカードが払えない程お買い物をしてしまったのだそうです。『ミイラ取りがミイラになってしまった』という悲劇なのですが、アニーさんもそんな状態に陥ってしまったのでしょうか。私自身も日々自分の身の丈にあった生活をするようにリアリティーチェックをしていないといけないなと思いました。

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今週のNew Scientistsのカバーはクリスマス仕様になっておりました。
笑ってしまったのはこのイラストの家族の顔が夫の家族に激似なこと!サンタ帽を被ったお父さんなど義父に瓜二つですから。それと左下の息子も夫が子供の頃にそっくり(笑)。今年のクリスマスはヨークシャーに籠る予定なのでニューサイエンティストのバックナンバーも持って行ってじっくり端から端まで目を通そうと思います。クリスマスってテレビもいけてないし読書以外やることないですからね...(=_=;)

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by lovecarrie1 | 2009-12-19 18:46 | Books
Clandestine operation...
またまた最近ハマっている本のご案内。
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ティム・ワイナーのLegacy of Ashes: The HIstory of the CIAです。
世界情勢の裏側には必ずと言っていい程関わっているらしいCIA。その創設の歴史と組織としての変貌が綴られているのですね。ベルリンの壁の崩壊によって終わりを告げた東西の冷戦ですが、第二次世界大戦からそれまでの水面下の陰謀や抗争については私自身断片的にしか知らなかったのでこの本を読むのをとても楽しみにしていました。アフガニスタン情勢もやはりソビエトとアメリカの冷戦の結果でもあるわけでして、以前読んだ Ghost Warsの中でもいかにCIAがパキスタンを通じてアフガニスタンに莫大な武器と資金をつぎ込んでいたのかが書かれていたのですよ。今やイスラム原理主義者対非イスラムという構図のようになってしまった私達の世界「一体どうしてこうなっちゃったの?」という私の疑問の答えを見つけたくて読んでみる事にしたのです。日本でもCIA秘録というタイトルで和訳が出ているらしいですよ。興味があったら手に取ってみて下さいね(^_<)
ちなみに夫には「よく寝る前にそんな本読んで悪夢を見ないね」と笑われるのですが、別にそんな事無いんですよね。それよりも自分を取り巻く世界の事とかよく知っておきたいという欲求の方が強いです。特にアメリカに並んでイギリスも数多くの兵隊さんをアフガニスタンに送っていて戦死されている方も多いですし世界情勢にはつい敏感になってしまうんですよね。

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作品制作の方もちゃんとやっておりますよ。
新しいステッチでのサンプルパターンを開発中です。こういうピンクは全然私のテイストではないのですが、色が明るい毛糸の方がステッチの形がよく見えてやりやすいのです。

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今までのステッチよりも抽象的な編み方もやってみたくて試行錯誤しています。
また経過を報告しますね♪

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by lovecarrie1 | 2009-11-05 03:06 | Books
Imagination is boundless...
久々に最近読んでいる本の話題です(^_^)
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左側のThe War of the RingsはJ.R.R.TolkienのThe Lord of the Rings三部作最終作のThe Return of the Kingが執筆される過程をトールキンの息子さんのクリストファーさんが残された原稿を元に再現したものです。ロードオブザリングズのストーリーを知っている方ならご存知と思いますが、この小説は沢山の出来事が同時に起きているストーリーラインなので個々のイベントの起こっているタイムラインが非常に大事なのです。その辺でトールキンが何度も校正を繰り返していた模様が良く分かります。
右側の本はトールキンのバイオグラフィーです。トールキンの作品の描く世界観や情景は独特なのですが、それに対して彼の生い立ちがどのように関連していたのかといつも興味を持っていました。子供の頃から聡明でPhilology (言語学) に強い関心を持っていたそうですが、私生活はご両親を早くに亡くされて工業都市のバーミンガムで貧しい子供時代を送ったのだとか。
今はとりあえずThe War of the Ringsを優先して読んでいるのでバイオグラフィーの方は彼がオックスフォードに入学するところまでしか読んでいないのですが、彼の作品を更に理解するのに役立つのではと期待しています。私にとってトールキンの著書は自分の読書の好みの中では特別な場所を占めているんですよ。普段私が手に取ってみたいと思う本のほとんどはノンフィクションの政治または歴史ジャンル物でトールキンが類別されているSFファンタジー系は彼の作品以外ご縁はないんです。私にとって彼の小説の魅力はというと彼の想像力によって作り出された壮大なランドスケープ。それと彼の自然に対する思い入れでしょうか。

"The swelling grass-lands rose and fell, with long ridges and shallow dales like a wide green sea. Upon their left long slope ran swiftly down to the Isen river, a grey ribbon that bent westward, winding away out of sight through the great Gap of Rohan to the distant shores of Belfalas..."

アラゴンと並んでMiddle Earthの一光景を見ているよう。あぁ〜また指輪物語読みたくなって来てしまいました。何度読んでもまた手に取りたくなってしまうのってガンダルフの魔法のせいなんでしょうかねえ(^0^)
そういえば先日テレビでThe Lord of the Ringsやってたんですけど、何なんですかあの編集は!
映画も相当ディテールをはしょっているとは思いましたが、テレビのは更に凄い省略だらけで呆れました。
ストーリーラインを知らずにテレビだけ見た人は展開が飛びすぎてて意味が繋がらなかった部分もあったと思います。そういう方はDVDでノンカットバージョンを見て下さいね。それにしてもあんなに細切れにするだなんて許せないわっ(T-T)

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by lovecarrie1 | 2009-10-25 19:06 | Books
ロンドンの大人の部屋
先日さやかさんとお出掛けした時にあの本を頂きました(^-^)

c0052933_18242781.jpg紙帯に書かれたメッセージ『イギリスで見つけた、自分らしさを大切にした素敵な暮らし』はとても共感出来ます。

c0052933_18383969.jpg自分の家が本に載っているというのって不思議な感じですね。紙面で見た方が格好良く見える気がします。こういう形になるまで延べ5年掛かっているのですが、その間に建設業者とのトラブルとかもあって結構紆余曲折だったのですよ(汗)。

c0052933_18465894.jpgロンドンでは一般的なヴィクトリアンテラスハウスの一角のフラットを売ってこちらを買ったのですが、引っ越して来た時はタイミングが悪くてまだ住めるにはちょっと時間が必要でした。それゆえ1週間程ホテル住まいを強いられたりもして。
何とか住めるようになっても毎日埃との格闘に明け暮れまして"Home sweet home"とは言えない日々が待っていたのです。
まあそういう経験があったからこそ今の家にも愛着があるんだろうなあとは思うのですが。
さやかさん、とても良い記念になりました。ありがとうございました(^-^)

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by lovecarrie1 | 2009-07-11 18:33 | Books
Night owl...
春眠暁を憶えずという言葉がありますが、最近の私はどうもその反対です。
と言ってもただ寝付けないのではないのですね。

c0052933_19554590.jpg先日野暮用でウエストエンドに行ったのですが、オックスフォードストリートのBordersで読みたかった本も見つけてかなり良い気分♪
ちょっと疲れたのでジョンルイスのカフェでケーキ&コーヒーをすることにしました。私は味覚が完全にイギリス化しているので甘みに関してはこちらのケーキ位のインパクトが無いと食べた気がしません。日本のケーキってどうも甘みが頼りなくて私には物足りないのですよ〜(^-^;)
さて最近の睡眠不足の原因は読んでいる本のジャンルに関係しているようです。私が最近ハマっているのはノンフィクションのスリラー&サスペンス物なのですね。この日買ったKilling Pabloはコロンビアの麻薬王だったパブロ・エスコバーが米軍によって暗殺されるまでの実話で日本でも早川書房から翻訳版が出てるみたいです。
先日のニュースで現在メキシコではドラッグ戦争が激化していると知ってこの本を読んでみたくなりました。こういう類いのことを知りたいと思い出したのはインドに行ってからなのですよ。自分がいかに世の中のことを知らないかと思い知らされて以来です。まあ読んでいて『ほっこり幸せ系』の本ではないけれど、未知の世界のことを知って目から鱗ですね。日本は今麻薬関係がどうなのかしりませんが、イギリスではドラッグは深刻な問題。街で起こっている窃盗や万引きとかもジャンキーがドラッグマネー欲しさにやっていることが多いのだそうです。私のブロンプトンもその手の奴らに盗られたのだわ、きっと(=_=;)
話は私の寝不足に戻るのですが、本が面白過ぎてついつい夜更かししてしまうのが原因なのです。夫も私も読書好きなのですが、本を読むペースは私の方が断然速かったりして。これも大学時代に鍛えた速読の術のおかげでしょうかねえ。読む本が無くなるのが私にとっては一番の恐怖かも...。これも子供の頃から本を読む習慣をきちんとつけてくれた母のおかげです(^-^)

追伸:先程もしやと思ってググってみたらこのストーリーの映画化が製作中だそう!そして主演はChristian Baleだなんて素敵過ぎます。Rescue Dawnが適役だったからでしょうかねえ。う〜ん待ちきれない〜(^-^)
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by lovecarrie1 | 2009-03-19 20:13 | Books
Generation Kill...
最近読んだ本の中でダントツに面白かった本があります。

c0052933_20532819.jpgそれはこちらのジェネレーションキル。挑発的なタイトルに興味を引かれてつい手に取ってしまった本です。
著者はRolling Stone誌の記者Evan Wrightで、彼が2003年のイラク侵攻の最初の40日間を海兵隊の第一偵察部隊と共に過ごした体験が詳細に綴られているのですが現代の戦争というものをあまり知らなかった私には勉強になりました。読み終えた感想はというと、マスメディアを通じてペンタゴンの上層部が私達に伝えていたことと戦場で実際にいる兵士達の体験がこれほど差があったとはと呆れると共に21世紀の戦場のありようの凄まじさに改めて圧倒されました。本の中に登場する海兵隊の面々も様々な個々のバックグラウンド&ヒストリーがありながらも基本的に誠実で善良なアメリカの若者でしたよ。勿論中には「こんな人に銃を持たせてしまって良いの?」と思うような人もいたんですけどね。美化されていない戦争記を読んでみたい方にはお勧めの一冊です。
ちなみにアメリカでは去年の夏にこの本をベースにしたHBOのシリーズが放映されたんですよね。イギリスではあのThe WireもやったのだからこのGeneration Killもやってくれるといいのになあ。

追伸:もしかしてとググってみたらこの記事でChannel 4が放映権を獲得したんだそう。やった〜♪でも放映は今年後半だそうです(=_=;)別に翻訳しなくちゃいけないわけじゃないのに何でそんなに待たせるのよ。もし待ちきれなかったらDVD買って見ちゃうかも。

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by lovecarrie1 | 2009-03-12 21:29 | Books
Retracing the history...
今日は野暮用があってマルリボーンハイストリートに出没しておりました。

c0052933_6214460.jpgランチタイムだったのでDivertimentiでスープ&ブレッドを。今日のスープはバターナッツスクワッシュとココナッツ&レモングラスでしたよ。ここって「へ〜!」って感心するコンビネーションのお料理があっていつ来ても楽しいですね。
ロンドンで良いなと思うのはランチが軽く出来るようなアイテムがあることでしょうか。スープやサラダのように野菜がキッチリ取れて炭水化物に偏り過ぎない献立ってパリとか東京ではほとんど見かけなかったですから。脂肪も少ないしスタイルにも良いですよね。
さて今日はせっかくマルリボーンハイストリートに来たのだから是非オキニのDaunt Booksで本を探すことにしました。アマゾンで注文することも出来たのですが、昨今のようなご時世ですから個人経営のお店でサポートしようと夫と決めたのです。ちなみに今日お買い上げしたのはこちらの本、Guests of the Ayatollah: The First Battle in the West's War with Militant Islam。日本ではホメイニ師の賓客—イラン米大使館占拠事件と果てなき相克というタイトルで早川書房から和訳が出ているようですね。何故この本に興味を持ったかと言うと先日見た映画Black Hawk Downの原作者のMark Bowdenが著者だったからです。イラン米大使館占拠事件と言うと記憶には確かにあるけれど自分がその時その事件に対して何か強く感じた物があったかというとほとんど憶えがありません。日本に住んでいた時は中東やアフリカでの出来事はとても遠い所の出来事な感じで現実味も無かったし私自身も若かったから自分の身の回りの事にばかり興味を持っていたのでしょうね(=_=;)
昨夜のニュースで取りあげられていたのは近年のソマリアに自爆テロ志願者のイギリス在住ソマリア人が集まって来ているという状況に対してイギリス保安当局が懸念を持っているということでした。ソマリアはあの『ブラックホークダウン』の舞台ですが、あの出来事が起きた1993年以来16年間あのまま内戦状態で、最近のソマリアの海賊も内戦の武器調達の資金源のためなのですよね。先進国諸国がお手上げにしてしまった代償が未だに終わりの無い戦いとして続いていることに関してやるせなさを感じます。そしてイギリスに将来を見いだせないソマリアの若者があえて自爆テロをするためにソマリアに行くという現実も何とも悲しいと思いました。
私がイギリスに住んで何が変わったかと言うと世界を身近に感じるようになったことでしょうか。ロンドンが多国籍な街でそれのために色んな思想や習慣が混在していてそれを肌で感じているせいだと思います。イギリスに住んでいてもあえて『絵に描いたようなイギリス』の日々を追求されてる方達もいますが、それは私にとっては現実逃避なのではと思えてなりません。米軍と共に英軍もアフガニスタンやイラクに深く関わっていますけど日々ニュースで戦死された兵隊さんの事を聞くと残されたご家族の事を思って悲しくなりますし、常にイスラム系のテロに対して漠然と恐怖感を感じたりもしてとても『自分は蚊帳の外』のような感覚ではいられない気がします。
スーパーサイズ・ミーで一躍有名になったMorgan SpurlockがWhere in the World is Osama Bin Laden?という映画を作ったのですが、その中でも先進国の住民とイスラム教諸国の住民の考え方の大きなギャップがメインフィーチャーでした。コメディタッチに面白可笑しく編集されてはいましたが根本的なメッセージは非常に真面目なものであったと思います。どうやったら和解できるのか、どうしたら信頼出来るのか、そしてどうやったら本当に世界が平和になるのか、地球上の大多数の願いなのに何故未だにその望みが叶わないのか、興味があったら是非手に取って見て下さいね。

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by lovecarrie1 | 2009-02-18 06:43 | Books
Right Stuff...
暫くご無沙汰してしまいました。
実は新作のロングジャケットの製作に励んでおりまして(今もその途中ですが)。
編物に没頭している時はどうしてもブログの方がおろそかになってしまいますね(^-^;)

c0052933_20285933.jpgさてこちらは昨夜読み終えたばかりの本、Tom Wolfe著の『ライトスタッフ』。私自身は観ていないのですが映画化もされています。日本語のあらすじの方はこちらを参考にして下さい。
トムウルフは大好きなフィクション作家の一人で今までにもA Man in FullThe Bonfire of the VanitiesそれとFrom Bauhaus to Our Houseを読みましたが、このライトスタッフがその中でも一番ハマりました。面白かったです。
タイトルの"Right Stuff"を和訳すると『正しい資質』という言葉が適切なのではないかと思うのですが、ストーリーの中でもこの正しい資質を持っていると信じている命知らずな男達7人が自分達の限界に挑戦して行くというもので小説の舞台になっているのは米国初の有人宇宙飛行を可能にしたマーキュリー計画です。
『ライトスタッフ』の意味についてアポロ17号のシュミッツ飛行士がIn the Shadow of the Moonというドキュメンタリーの中でこんな風に表現していますね。
"It's sort of unshakable belief in your own unfallability. That what the 'right stuff' is. You're immortal. You can do anything thrown at you."
「それってなんて言うか自分の中で自分が不死身だっていう揺るぎない確信だよね。それが『ライトスタッフ』なんだよ。自分は不滅でどんな難題を投げつけられてもそれを遂行出来るっていう」。

元々トムウルフはジャーナリスト出身なのですが、それゆえ彼の描写する場面や人物像には他の作家にはない鮮明さがあるのが彼のスタイルの魅力だと思います。英語だけを媒体に描写しているのに、まるで映画の一コマを観ているかのように読み手をぐいぐい引きつけるのですよ。声や音をアルファベットだけで生き生きと伝えられるのは彼特有の活字マジックですね。でもこれは原書で読まないと味わえないのですが。

c0052933_2123527.jpgこちらは院生2年目の時に訪れたジョンソンスペースセンターで撮った一枚。トラムツアーの途中で降りた所にはSaturn Vロケットが転がっておりました。このSA-515は組み立てられましたがその後NASAがアポロプロジェクトを打ち切ったために使われることがなかったのだそうです。非常に高価な無駄だったわけですけど、実際に打ち上げられてしまっていたらこんな風に私達が実物のロケットを見ることは出来なかったんですから良かったって言えば良かったかな(^-^;)
横たわっているロケットの全長は101.6m。そのサイズは圧巻なのですがある意味超大型の花火のようにも見えました。宇宙飛行士達はこのシリンダー満タンに詰め込まれたロケット燃料の上に座って打ち上げられたんですよね。人間の勇気と熱意と信念の凄さにしみじみと感動したテキサスでの一時を思い出しました。
今のご時世こんな風にインスパイアリングな事がないから毎日あれこれと残念な事件が起きてしまうんでしょうかねえ。「あの頃は良かった」っていうような後ろ向きな気持ちにはなりたくないですけど、トムウルフの小説の舞台のあの時代が眩しく感じられるような気がしますね...。

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by lovecarrie1 | 2008-11-17 20:36 | Books