2011年 06月 19日
CENTRAL SAINT MARTINS DEGREE SHOW 2011
もう巷はそろそろ卒業制作展の時期。
で、夫とCentral Saint Martins College of Artsのディグリーショーを見に行ってきました。 断続的に"Heaven opens"的な土砂降りの中を敢行したんですが、う〜ん感想としては一言『平凡』。 2会場回りましたが、「あら良いじゃない!」と思えたのは作品はたった一つだけ。 こちらのKanitta Meechubotさんの作品。 ポストカードだと平面的で作品の良さが全く伝わらないのが残念なのですが、実際のはトレーシングペーパーに転写されてイメージが切り絵状態で何枚も重なってそれが額にマウントされているんです。繊細な色使いと詩的に構成された画面が層になっているとても美しい作品でした。 帰り道にRedchurch StreetのAllpress Espressoでお茶しながら製作展の採点会。 まあ作品の技術的な完成度は学生ですから大目に見るとしても作品の発想やアイデアの熟成度はあまりに平凡でこれがイギリスでは名声のある学校の学生達の作品だとするとがっかりだったねというのが私達の正直な気持ちでした。中には先程紹介したイラストレーションのようにキラリと光るものを持っている作品も少数あったのですが、それは制作者がなにかこう強いこだわりを持っているというのが作品から伝わって来るからこその存在感だったのではと。若くてまだ成長過程であるのに展示物の96%のは何だか小さくまとまってしまっている作品ばかりで見ていてちょっとdepressiveでしたね。学生だからこそマニアックでクレイジーなアイデアを追求してもらいたいよねえと溜息を付きながらフルーツケーキとオレンジケーキを食べた雨の午後なのでした。 火曜日にはアリソンとファッションとジュエリーを見に行く予定なのでまたその報告は後日に(^-^)
by lovecarrie1
| 2011-06-19 00:04
| Art & Design
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