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Little gem of East End...
私が日本に行っている間夫に頼んでいた事がありました。
それは週に一度車を15分ほど走らせるというもの。何故かと言うとマイカーはアラームが付いておりまして長い間エンジンを掛けていないとバッテリーが上がってしまうのです。私が想像していた通り夫ったら車の事を放ったらかしていたので車のバッテリーはすっからかん。で、朝も早よからAAのお世話になりました。サービスマンがエンジンを再起動してくれたのですが、20分ほど回し続けた方が良いというので久しぶりにBroadway Marketに行ってみる事にしました。

c0052933_23483978.jpg今朝のお天気は曇りと晴天の中間。薄雲が広がる典型的なロンドンの空模様です。いかにも曖昧なのが何ともイギリスらしいのですが、長い事ここに住んでいるとこの空の方が日本の突き抜けるようにドピーカンな冬の晴天より心地よく感じてしまうのですよ。
あの日本の雲一つ無い晴天って長い間見ていると頭痛くなって来たりしませんか?どうも眩し過ぎるような気がして(^-^;)

c0052933_2354301.jpgまずはコーヒー。朝からあれこれバタバタありましたからね。
ランチタイムには人がぎっしりになってしまうのですが、まだ時間が早かったので難なくテーブルをゲット。そしたら偶然知り合いとお隣同士に。"It's a small world"ってお互い笑ってしまいました。

c0052933_23584759.jpg朝ご飯がまだだったのでクリームチーズ&ベーグルをオーダー。素っ気ない見かけなのですが、ここのベーグルとクリームチーズは美味しいです。日本でもベーグルってよく見かけますが、私の意見からするとあれは『ベーグル風の日本のパン』だと思います。日本人ってグルメでその上研究熱心ですからそのおかげで日本には美味しい物が溢れていますが、それが必ずしも本場と同じかというとそうじゃないんですよね。
日本から来たばかりの方は「日本の物の方が美味しい」って言われたりするのですがそれは日本の物が日本人の味覚にアピールするように作り替えていたりするからそう感じるっていうのあると思うんですよ。パンに関しては特にそう思います。

c0052933_054920.jpgベーグルに目のない毛だらけ氏が足元から熱い視線を送っておられます。
しかし既にご自宅で朝ご飯をペロリと平らげているこのお方にはベーグルはないんです。

「ベーグルは別腹っていう言い訳はビニーには駄目ですか」

駄目です。

c0052933_075345.jpgそしたらこんなやさぐれなお顔になられました。

「グレますよ」

c0052933_0101197.jpg風が冷たくて寒い土曜日なのにまずまずの人出のマーケット。
ここに来るといつも東ロンドンに住んでいる喜びを感じます。やっぱり自分達と同じくクリエイティブなお仕事系に人が多いしとても刺激になりますよね。このマーケットだけはポートベローやスピタルフィールドのような状態にならないで欲しいと切に願います。

c0052933_0235054.jpgブロードウェイマーケットはロンドンフィールドという公園に近接しているのでワンコ連れの姿を多く見かけます。
このワンコはオーナーさんが出店しているのでしょうね。敷かれた段ボールの上で大人しくお昼寝していました。結構寒いんだけどお腹とか冷たくないのかな?

c0052933_028874.jpgマーケットの最終目的地はお決まりのBroadway Bookshop。残念な事にこのように個人経営の本屋さんは昨今のセントラルロンドンではほとんど見かけられなくなりました。やっぱり地代が高くて無理なんでしょうね。古書街のチャーリングクロスも閉店する書店が多くて胸が痛みます。私にとっては個人経営の方がウォーターストーンのように大きな本屋よりもオーナーさんの好みが感じられて好きです。
ちなみに大型店では本も"2 for 1"みたいな叩き売りしますけど、本を野菜のように売るのは止めてよといつも思います←まあそれも本の種類によりけりですが。

c0052933_0404969.jpg帰り道にはオヤツ用にチーズケーキを購入。
一切れ£2.50なのですがもうもう充実の美味しさでウエストエンドやナイツブリッジの某パティセリーなんかと比べても断然こっちの方がコストパフォーマンス勝ち!

c0052933_0453431.jpg帰宅してから早速チーズケーキを頂きましたよ。
これにはBaileysがたっぷり入っていてほろ苦い、まさに大人味のチーズケーキ。ちなみに今日は出品されていませんでしたが、このストールのグリークヨーグルトフレーバーのチーズケーキも絶品ですからもしチャンスがあったら是非。

c0052933_103696.jpg今日の戦利品はこちら。ピーターアクロイド著のLondon: The Biographyです。自分の住んでいるロンドンの事をもっと知りたくなって買いました。パラパラっと中を見たらちょっと面白い事が書いてありましたよ。良くナイトクラブに行く時に英語では"clubbing"と言いますが、実際にこの言葉が諸文献に出現し出したのはあのサミュエルピープスの頃17世紀からなのだそうです。その頃から栄え出した社交クラブや政治的なクラブから発祥しているそうですが、今風な言葉だと思っていたら実はとても古い言葉だったなんて新鮮な発見。

c0052933_1181399.jpgちなみに今首っ丈で毎夜齧りついているのはこちら、カールセーガン著のコスモス。この本の中身は1980年に日本でテレビシリーズとして放映されたのと同じ物です。
断片的な記憶なのですけど番組の中で『ブラックホール』とか『時軸のひずみ』とかが語られていたのが今も強く印象に残っていて是非また読み返してみたいと思いました。カールセーガンさんはもう他界されていますが、彼の親しみやすい人柄が天文学を一般の人にも興味を持ちやすいように説明された功績は大きいですよね。
天文学と言えば日本に里帰り中にはスティーブンホーキング著のA Brief History of Time: From the Big Bang to Black Holesを読みました。とても興味深かったのですがやはり相対性理論量子力学をよく理解していないと100%彼の理論をエンジョイするのに限界があるかなと思いました。夫はImperial CollegeでPhDをやっているので「相対性理論と量子力学をかいつまんで説明せよ」と試しに聞いたら一言「無理」と言われました。本人曰く「俺がやったのは生化学で天体物理学じゃない」だそうです。やっぱりあいつには訊くだけ無駄だったか(^-^;)

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by lovecarrie1 | 2009-01-24 23:45 | Everyday life